【加工の違い】
切削、研削、研磨はすべて「不要な部分を削り取る」機械加工ですが、目的と手法が異なります。
・切削(Cutting):刃物で削る。形状を作る、速い、大量除去。
・研削 (Grinding):高速回転する砥石で削る。高精度、仕上げ、硬い材料。
・研磨(Polishing):研磨剤で磨く。鏡面仕上げ、表面の滑らかさ追求。
当社は研削加工を専門としています。
【研削加工とは?】
研削加工は、高速回転する「砥石(といし)」を用いて、金属などの材料表面を極めて微細に削り取る精密加工技術です。
旋盤やフライスなどの「切削加工」が形状を形作る工程であるのに対し、研削加工は主にその後の「最終仕上げ」を担います。切削では刃が立たないような高硬度の焼き入れ鋼や超硬合金も、ダイヤモンド等の硬い粒子の集合体である砥石を使えば、0.001mm単位(ミクロン単位)の精度で追い込むことが可能です。
【研削加工の種類】
1. 円筒研削(外径の仕上げ)
シャフトやロールなどの外周を極めて高い真円度に仕上げます。ベアリング嵌合部など、精密な回転精度が求められる部品に最適です。
2. 内面研削(内径の仕上げ)
穴やリングの内側を精密に削り上げます。円筒度や面粗度を飛躍的に向上させ、滑らかな嵌合(かんごう)を実現します。
3. 平面研削(面の仕上げ)
プレートや金型の平面を極限まで平らに磨き上げます。高い平行度と直角度を出し、接合面の気密性を高めます。
他に特殊な研削方法はありますが、当社では上記3種類の研削加工に対応しています。